生活科学学科介護福祉専攻

誰もが輝ける社会をつくる
トップレベルの介護福祉士に

介護が必要な高齢者や障がいのある方に対して、スムーズな日常生活を送ることができるようサポートするのが「介護福祉士」の仕事。
私たちは一人ひとりが違う人生を生き、多様な生活習慣や価値観を持っています。それは誰かの手を借りることになっても変わることはないのです。介護福祉士は名脇役でなければなりません。幅広い知識と技術を持ち、一人ひとりの心に寄り添うのが「介護福祉士」であり、その仕事は想像以上に奥が深く、魅力に溢れています。
本学では、多様な引き出しを身に付けるための特色ある授業を取り入れています。人々が住み慣れた地域で安心して年を重ねることができるよう、リーダーとして介護現場を牽引し、地域に貢献できるトップレベルの介護福祉士を養成します。

アドミッション・ポリシー

  • 人に深い関心と思いやりを持っている人
  • 福祉について学ぶ意欲のある人

目指す免許・資格

●介護福祉士(国家試験受験資格) ●社会福祉主事任用資格 ●初級パラスポーツ指導員 ●福祉住環境コーディネーター2・3級

輝く介護福祉士を目指す!

専門的な知識や介護福祉士に必要な力を学び、さらに、インターンバイトや訪問活動など、スキルアップを目指し様々な挑戦をすることで、新しい発見や成長につながり、輝く介護福祉士を目指していきます。

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インターンバイトで実力を兼ね備えた自立した人になる

小林 美月さん(赤穂高等学校出身)
障がい児が対象の放課後等デイサービスでインターンバイト/子どもたちの活動の支援や学習サポート

学校が推薦する施設で有給インターンシップとして、安心して働くことができます。高齢者や障がい者の方とお話をして一緒に楽しい時間を過ごしたり、介護福祉士の方と一緒に介助を行ったりと活動内容は様々です。また、学校で学んだことを実際に活かすことができ、現場と短大の両方でスキルを学ぶことができるので、理解が深まります。さらに、経験を積むことで自信となり、実習や就職先でも有利になります。

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一人ひとりに寄り添える介護福祉士を目指す

牧内 萌さん(飯田風越高等学校出身)
犬と一緒に施設訪問/犬と一緒に施設に出向き、訪問活動をしました。

介護福祉専攻では、犬と一緒に生活しています。「犬が好き」「動物が嫌い」など、それぞれの価値観や嗜好がある中で、他者を思い行動できる自分であることが大切です。犬と一緒に老人ホームを訪ねると「昔は犬を飼っていた」と笑顔になる高齢者の方がいました。支援が必要になったとしても、大好きなものや大切なものと一緒に過ごすことはできないか、その気持ちに寄り添う方法はないか、一人ひとりに寄り添える介護福祉士を目指し、努力を続けています。

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スキルアップに挑戦しひと味違う自分になる

梶 翠希さん(飯田女子高等学校出身)
日本福祉大学3年次編入/編入学に向けて、インターネットや図書館で興味のある分野について調べました。

介護福祉士だけでなく、さらなる成長を目指しスキルアップに挑戦します。その一つとして、編入学があります。介護福祉士資格取得後、4年制大学の3年次に編入をすることができます。介護福祉士と社会福祉士のダブルライセンスを目指し必要な力を身につけるための特別な金曜日を過ごしていきます。さらに、4年後に挑戦できるケアマネジャーの資格取得に向け、短大での学びを確実なものにし、福祉のスペシャリストを目指していきます。

多様な学びで引き出しを
増やしていこう!

人はみな違う人生を歩んでいます。一人ひとり違うからこそあんなことがしたい!こんなことがしたい!とたくさんの思いや希望があるはずです。その思いはいくつ年を重ねても同じなのです。その人の思いに寄り添い、希望を叶えるためには一人ひとりに合わせた引き出しが必要になります。専門的知識・技術に加え、多様なニーズに応えるための引き出し作りを沢山学び、2年間で自分磨きをしていきます。

持ち上げない介護を学ぶ

6台のリフトを完備し、腰痛にならない最新の介護技術を学びます。また、移乗ボード・シートを使い、介護を受ける人にもする人にも優しい、「持ち上げない介護」を学びます。

動物と一緒に癒す技術を学ぶ

介護が必要になったことで、家族の一員であったペットと離れて暮らす利用者さんもいます。それまでの生活を維持できるよう、犬や猫と暮らすことの意味と支援できる知識を学びます。

災害現場で活躍できる介護福祉士

どんな時も利用者さんの生活をサポートできるように、災害について学びます。避難所を想定した授業を行い、「生きる」ことを支えられる介護福祉士を目指します。

介護予防

高齢者の方がいつまでも健康で元気な体を維持できるように、高齢者のための筋力向上に合わせたトレーニング方法やマシーンを使った運動方法を一緒に行います。

車いすバスケット

地域の車いすバスケットボールチームと交流することを通して、障がい者スポーツの目的や意義を学びます。また、障がいを持つ人に、スポーツの楽しさを伝え支援できるように学びます。