子ども文化研究会

子ども文化研究会

活動内容

子ども文化研究会は、子どもたちとともに楽しく過ごす場と時をつくり出し、子どもたちが心豊かに育っていくことを願って活動を展開しています。今までの主な活動としては、人形劇の上演、野外活動へのボランティア参加などです。


【人形劇の上演】
・飯田市の文化活動の象徴とも言える「いいだ人形劇フェスタ」(毎年8月第1週目4日間開催、市内全域100会場で300公演。
来年2008年には、フェスタ以前のカーニバルとあわせた30周年にわたる歴史の総決算として世界人形劇フェスティバルを併催)
・各地区図書館のお話会
・各地の夏祭りや文化祭
・2月に本学講堂で開催される飯田市のアマチュア劇団による連続上演会「いいだ人形劇まつり りんごっこ劇場」
・人形劇フェスタや、りんごっこ劇場では、ボランティアスタッフとして運営面にもかかわっています。

【人形劇作品製作】
・人形劇の作品は、先輩の残してくれたものもありますが、新たに集まったメンバーにより毎年1本は新作を制作します。
・子どもたちが楽しめるものにしようと、お話を吟味して選び、人形のデザインを描き、そのデザイン画にそって一つひとつの人形や小道具を手作りで仕上げます。
・セリフや挿入歌も考え、練習を重ねた後、子どもたちの前に立つことになります。

【人形劇上演の様子】
・子どもたちはきらきらした瞳で食い入るように人形劇を観てくれます。
・上演の途中で、人形に向かって声援を送ってくれたり挿入歌に合わせて手を打ったり歌いだしたりする子どもがいると、幕の中で人形を操っている私たちは胸がわくわくしてとてものってきます。
・上演後、人形を持って幕の前に出て行くと、子どもたちは思わず人形に寄ってきて人形に握手をしたり、私たちに「ありがとう」とお礼を言ってくれます。
・たった30~40分の出会いですが、子どもたちがこの時間に感じたものが、子どもたちの心の中に小さな種を蒔いて、将来小さくてもきれいな花を咲かせてくれたらいいなと思いながら、毎回上演を行っています。

【野外活動】
・毎年4月に開催されている「飯田子どもまつり」のボランティアスタッフとして、子どもに思い切り好きなことをして楽しんでもらう春の一日を作る活動に参加しています。
・竹を使って好きなものを作ったり、棒の先に巻きつけたパン生地を炭火であぶってパンを焼いて食べたり、牛乳パックで作った木馬に乗って芝を滑り降りたり、普段なかなかできないような遊びを子どもたちに楽しんでもらいますが、実は自分たちもたっぷり楽しんで、子どもたちのパワーや笑顔に元気をもらう一日となっています。

クラブ員

部員の声

これからも子どもと楽しむ活動を積極的につくり出したり参加させてもらうことを通し、子どもと一緒に楽しむことで私たちも大きく成長していきたいと思っています。

その他(リンク等)

活動内容(平成20年度)
平成20年度に入り、3人での活動がスタートしました。人数は少ないですが、やる気だけは人一倍!
今年は3月、6月、8月と実習に追われる中、新作を2本も作りました。

1つは、パネルシアター『ももたろう』。パネルシアターは、「語り」が命。人形をパネルに貼りながら、お客さんにどう語りかけるか工夫し、練習を重ねました。
また、効果音や音楽も生で入れることとし、キーボードをつけました。3人の息を合わせてがんばった初演ステージは、市内にある慈光保育園の花火大会のアトラクションステージ!(7月26日)
心臓ドキドキでしたが、集まってくれた150人ほどの親子は、最後までしっかり見てくれました。



もう一つの作品は、絵本「ともだちや」(内田鱗太郎作・降矢なな絵・偕成者)のシリーズを人形劇にした『ともだちや』。
これは棒遣いの人形にしました。手につけた針金の扱いが難しいのですが、手が大きく動く分人形の表情もより多様に表現できます。
この作品は、飯田人形劇フェスタ2008にて初めて上演しました(8月5日)。飯田市美術博物館市民ギャラリーに期間中設置された「人形劇の家」(アトリエワン制作)という素敵な空間での上演は、お客さんとの一体感が感じられアットホームな公演となりました。・・・出来は、まだまだこれからの課題がたくさん見つかるものでしたが・・・。写真は同時上演した『ももたろう』の様子ですが、素敵な小劇場空間の様子をご覧ください。



これから秋に向けて、学園祭に、そして地域の文化祭に、上演を展開して行きたいと思います。ぜひ、皆さん、観に来てくださいね!