卒業生インタビュー

看護学科
看護師 伊那中央病院 小林 彩奈さん 2019年度卒業 伊那西高等学校出身

一人の人間として患者を支える 自分自身の成長にも

総合病院の呼吸器・消化器・脳神経外科の病棟で、主に術前術後の入院患者さんのケアを担当しています。初めて手術する方の不安を取り除いたり、術後の傷の手当てをしたり、家での生活に戻るまで心身をサポートしています。
看護師を目指したきっかけは、祖父でした。長期入院していた祖父は担当看護師が来るといつも嬉しそうで、亡くなる前、私にも看護師への道を望みました。最期まで祖父を一人の人として大切に看てくれた看護師の姿を見て、自分も志したいと思うようになりました。
今は毎日受け持つ患者さんが違いますが、その中でも関わりを大切にしています。患者さんから名前を覚えてもらえたり、患者さんが回復されたりした時には喜びを感じます。今後も患者さんそれぞれが、その人らしい生活をできるよう、心身のケアに全力で当たりたいです。

卒業時に取得した免許・資格

  • 看護師免許

短大の思い出

飯田短期大学は先生との距離が近く、同期の仲間の存在も心強くて、安心して勉強に励めます。看護師は人を支えたり助けるイメージがありますが、患者さんから自分も成長させてもらえる素晴らしい仕事です。